空き家の剪定
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空き家の木の強剪定|鬱蒼とした5本の木をできるだけ小さく 大阪府堺市北区 |
空き家の木が鬱蒼と茂っているので切って欲しい大阪府堺市北区のK様から「空き家の庭の木が大きくなって鬱蒼としているのでスッキリと切って欲しい」とご依頼をいただきました。 現地にお伺いすると、戸建て住宅のお庭に植えられた木が、4mほどの高さになり、塀からはみ出るほど大きく生長して、葉も鬱蒼と茂っていました。 大きくなりやすい木がたくさんあるので、伐採もご提案しましたが、K様は今後その空き家を売りたいと考えていらっしゃって、それまでは庭の木を一応残して管理したいとお考えでした。 幸い、ご近所からの苦情などは特にない状態でしたが、今後そういったトラブルにならないようにという対策も含めて、敷地に収まるように木を全体的に、できるだけ小さく剪定することをご提案しました。 空き家の庭の5本の木の強剪定右側に植えられている、コブシとクロガネモチを剪定し、続いて左側に植えられているモミジ、スギ、レッドロビンを剪定しました。 上のほうから順に、要らないと判断した枝をノコギリやチェーンソーで落として、できるだけ短くしていきます。 ただ、切ればいいというわけではなく、今後伸びる方向を意識することや、葉っぱを幾分か残すことも大切です。 木をきつめに剪定する時に、葉っぱを全てなくしてしまうと、木が弱って枯れやすくなります。 今回も、できるだけ枝を短く、少なくしながらも、所々に葉っぱを残すようにしました。 空き家の鬱蒼とした木をスッキリと剪定できたK様は同じ地域にお住まいでしたので、作業前後に見に来られ、スッキリとした庭木をみて「スッキリしましたね!これでしばらくは安心です!」とうれしそうなご様子でした。 今回も作業前の写真をご覧になると、空き家といわれなくても「この家、人が住んでいるのかな?」と思われる方が多いのではないでしょうか。 「誰も住んでいない、手入れされていない」と思われると、不審者に勝手に侵入される・通りがかりの人にゴミを投げ込まれる・家電などを不法投棄されるなど防犯上かなり好ましくありません。 さらに、今回のケースでは、近隣からのクレームはありませんでしたが、近隣住宅や道路に葉っぱが飛散して迷惑をかけてしまうほか、電線に当たって事故を起こす可能性もあります。 お近くの場合は、できるだけ頻繁に足を運んで様子を見ることが大切ですし、遠方にお住まいの場合も、少なくとも年に1回は確認に出向き、植木の手入れを行ないましょう。 できるだけ小さく、スッキリとさせておくことがおすすめですが、管理が大変な時は、思い切って伐採してしまうのもありです。 |
<剪定>
コブシ:H3.5m1本
<作業時間> 1日 1人 |
工事費用:33,000円 |